ま、いいか。

通路が狭く、左右それぞれのレジにそれぞれの列をつくりにくい小さなスーパーでのこと。

一列にならんで空いた方から、というつもりらしい人がいたので、その後ろに並んでいたら、強引に列の前を横切って向かって左のレジの列を作ろうとした(ビシッとスーツを着た立派な体格の)中年男性がいた。丁度そのとき、左のレジが空いたので、私の前にならんでいた人は、左のレジに行き、私は右のレジへ。

そうしたら、その人、左のレジに行った人に、「割り込むなよ。一列に並んどるんかよ。(レジの列は別別だろう。空いてるとおもったから左にいったのに。という意味かと推測)」と小声でブツブツ文句を言っていた。その人、少量の買い物だったので直ぐにレジを抜けたのだけど、ずっとその後ろ姿を睨んでいた。

私は、つい、「割り込んだのはお前だろう。本来私の後ろを回って通らないといけないのに強引に前を横切っておいて、なにをいってるんだ。周りを見て判断せんか。いい身なりをしているが、周りが見えんとは、お前は子どもか。」と思ってしまった。

こういう人は、おそらく、一列表示にしていない店が悪いとか言い出すんだろうな、とも思う。小さなスーパーで、通路もやっとすれ違えるぐらい狭いんだから、客同士で周りみて判断するのが自然なんだけどね。

まあ、判断はいろいろだから好きに判断して好きに行動してもらっていいんだけど(私だってそうする)、世の中には、いい歳して、自分と(自分がそうだと認識した)ルールだけで生きていて、周りの人の判断を見ない(もしかすると、能力が欠如している)手合いがいるんだな、ということでした。

考えてみれば、自転車に乗っていて、前を人が通りそうなので止まって待ってあげても、減速もせずに私を追い越して走って行く自転車が大半だもんな、世の中、そんなもんなんだろうね。